QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人
プロフィール
翠
オーナーへメッセージ

2015年03月24日

兄者の昔話

兄者の昔話




昔々のお話・・・英語で言うとOnce upon a time.かな?

今ではベテランの域を超えて老害な兄者がまだ若かりしルーキープレイヤーだったの頃のお話だそうです。


当時、全盛を極めた極悪パワーのエア(ソフトなんて言わせない)ガン達。それを手に財力にモノを云わせた流血上等ゲームもあったらしい・・・コワイネ。


BV式ガスガンは巨大なエアタンクで連射とパワーによる破壊をもたらし、伸ばせば伸ばすだけ装弾数が増えるエアフィードのチューブマガジンがカエルの卵よろしく銃の上に蜷局を巻き、啄木鳥の様なサイクルで弾を吐き出しては藪ごと敵を粉砕。

スーパー9は手では引けないようなスプリング+それでも壊れない強化パーツでフィールド全てを射程に収め、近距離で会敵しようものなら掟破りの逆ゾンビ(当たると泣くほど痛いので当たる前にヒットコール)までが出現・・・敵の光学サイトをブチ抜いた~って話があったそうな?

HOPという概念が無かったので、飛距離=初速。

兄者の持ってたカール君なんて手動蓄圧タンクなぞ、お子様のヌルいアイテムじゃ相手にもならなかったそうです。


さて、今回のはそんなボンベユーザーの悲劇的(喜劇的?)状況。

大人たちはチーム所有or個人所有のコンプレッサーでエアガン用タンクに蓄圧していたようですが、どちらもお財布には決して優しくないシロモノだったので、お小遣い貰って生きてる貧乏Boyだった兄者世代にはとうてい手が届く物ではなかったそうな・・・。
ので、あの手この手で色んなボンベを改造し(今思うと怖い事してた・・・とイッテマシタ)、ニップル・エルボなんかを駆使してエアホースを繋ぎ、どうにか使えるようにしていたんだとか・・・。

そんなある日、兄者の後輩が壁につけてお台所に置いておく消火器?を改造したタンクをフィールドに持ってきました。
小型のプロパンボンベの改造品なんてのも普通にタンクとしえ使われてたそうで、誰も何も言わなかったとか。
元が消火器なので、耐圧性能は文句なし・・・使用期限が切れれば捨てられてる物だったし?
消火器=赤い=赤い彗星!とか言われて喜んでたとかいないとか・・・。

手に持ってゲームする訳にはいきませんので、バックパックに詰めて背負うんですが、当然エアタンクと銃はホースで繫がっています。
これが後に悲劇を招くのですが、ゲームスタート時点では誰もソレを思いもしませんでした。
事件が起こったのは昼もいい加減近くなった頃・・・エアチャージを受けた直後だったそうで、タンクはパワー全開です!(^^)!
突然、フィールドの中央付近で炸裂音と長~い噴出音・・・それと悲鳴。

「痛い!痛い!誰か外して~\(゜ロ\)(/ロ゜)/」

大慌てで行くと、そこには

藪に引っかかったのかホースのコネクターが外れ、蓄圧パワー全開でムチのように荒れ狂うエアホースと頭を腕で抑えて倒れる後輩君が!

「痛い!痛い!誰か止めて!助けて~\(゜ロ\)(/ロ゜)/」

後輩君の悲痛な叫びは続きますが、エアホースの先には金属の固定金具が付いていますので、誰も危なくて近寄れない・・・。

頭を庇ってる関係+パニックで自力でバックパックを外せない後輩君。

誰も近寄れず(自分が可愛いし)、エアーの勢いが収まるまで遠巻きに見ているしかなく、救助は随分後になったそうで。

先輩曰く「・・・長かった。」
後輩君「( ノД`)…涙目」

幸い、後輩君は大した怪我もなく済んだのですが、その後2度と後輩君と赤い彗星をフィールドで見かける事は無かったそうな・・・。





その時、兄者の脳裏には「ソロSMプレイ」という子供にはあるまじき不謹慎な言葉が浮かんだそうですが、流石に口には出来なかったとか・・・サイテーだな(笑)


後輩君がその道に目覚めてないと良いんですけど、兄者のちょっと危ない?昔話でした。

まだ続くようです。



Posted by 翠 at 17:29│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。